自然環境エディター2010/05/12 Kero Nishi 画面上の「世界」メニューから「太陽」を選択すると、日照に関するあれこれが設定できます。太陽だけでなく、水の設定も可能です。 この記事は「太陽」の設定についての解説のようなものです。 朝昼晩の day cycle は、地域によって設定された時刻設定に拘わらず、クライアント側で自由に変更できます。サブメニューには「日の出」「正午」「日没」「深夜」と「地域デフォルト」、そして「自然環境エディター」の項目があります。 プラネタリウムやホラーハウスでは「深夜」設定にすると雰囲気が出ますし、トレハンに行ったら夜だったというときに「正午」にして探しやすくするとか、SS撮るときは夕方にするときれいだとか、簡単に設定変更できて便利です。「エステートタイム」というのは、シムで設定された昼夜の時間です。ちなみに、メインランドではリアルの4時間でインワールドの一日というサイクルになっています。 いちばん下の「自然環境エディター」を選択すると、もっと細かい設定ができるようになります。 「自然環境エディター」ダイアログでは、スライダーで時刻と雲の量と水中照度が変更でき、カラーピッカーで水の色を変更することもできます。 「空の高度な設定」では「大気」「ライティング」「雲」と三つのタブにたくさんのスライダーが並んでいます。 詳細は Advanced Sky Editor をご覧ください。英語だけど。 細かい設定はわけが分からなくなりそうですが、「空の事前設定」にいくつかプリセットされているので、これを使ってみます。 ひとつひとつ調べてみませう。撮影場所はAero Breeze です。 同じ場所、同じ被写体でもずいぶん印象が変わります。 右上のボタン「デイ・サイクル編」というのは、「デイサイクル編集」のことです。 ここでは、一日の空の変化を自由に設定することができます。 目盛りの丸いマークのところ(キーフレーム)に、「空の事前設定」で保存された空の設定を割り当てていきます。キーフレーム間は、適当に補間して自然な空の変化が作られます。 「サイクルの長さ」を短くすると、1日の時間が短くなり、コマ落としで撮ったような空の変化が見られます。マシニマで使えるかも知れません。 詳細は Day Cycle Editor をご覧ください。英語だけど。 次に、水の高度な設定画面です。 詳細は Advanced Water Settings をご覧ください。英語だけど。 こちらもプリセットが用意されています。 こんな感じです。撮影場所は、同じく Aero Breeze。
プリセットはこれだけではありません。Torley Linden 氏による最新のプリセットファイルが公開されています。空と水を合せて 300以上のパターンがあります。 Torley's WindLight settings サンプル画像は下記をご覧ください。 WINDLIGHT PRESET SAMPLE |